ひらさんの「うつからのビジネス再起動!」

体質がとても敏感で繊細、日常的に体調の優れない人のライフワークデザインを考えます。

「うつ」でも人生アップデート出来る

みなさん、こんにちは。

「うつ」って聴くとどんなイメージがありますか?

今どき「うつ」を経験したことのある方はたくさんいますよね。1億総”うつ”時代などと表現する人もいるくらい、ずいぶんと身近なものになったものです。

そんな私も、実は「うつ」病経験者です。

今、私の年齢は45歳ですが、私がうつ病に罹ったのは23歳の頃でした。23歳という年齢を見ると大卒1年目という想像をする人が多いかもしれませんが、私は1年浪人していたので大学4年生の春から秋にかけてでした。大学4年というと就活に忙しい時期ですよね。でも、その時期にうつになってしまったので、結局は留年することにもなったのですが。

当時はまだうつ病というのがそれほど一般的ではなく、精神科に通院していることが近所などには知られてはいけない頃です。世間体や親戚周りにも、そうしたことを知られてはいけない時代でした。それを思えば、今は誰も彼もがうつ状態であることを公言できて、公言できるどころか、自分が病気であることを逆手にとって「会社に逆ギレ」することも可能であるということで、ホントに良い時代になってきたのかもしれません。

でも、「うつ」といっても実に様々で、症状の軽いものから重いものまで、一定期間以上休めば治るものから、どれだけ休んでも治らないものまであります。

休めば治るうつというのは、一定期間以上の疲労の蓄積によって起こるうつです。それに対して休んでも治らないうつというのは、長年かけて蓄積された心の傷や鬱屈した感情、屈折した感情によるもののはずです。私の場合は後者に該当します。

後者の場合は、実は心だけでなく身体に負うダメージも結構なものらしく、検査しても数値として現れるような症状はないにもかかわらず、身体は非常に疲れやすくなっているのではないでしょうか。そして、心身ともに繊細かつ敏感なまま。最悪の状態から脱して快方に向かったとしても、あるのは「完治」ではなく「寛解」。そうした意味では、「うつ」になるというのは、”心が風邪を引いている”などという甘い状態ではなく、もしかしたらガンを患っているというくらいに深刻なことなのかもしれません。


そんな状態になったのは、まさに社会人になる直前でした。そのため、ある程度治って、社会生活を健全に送れるようになれたとはいえ、寛解後の生活は、”如何に健全そうに過ごすか”、”如何に体調維持していくか”というのが最重要課題になっていました。寛解状態になってからも、なんだかんだで15年ほど心療内科には通い続けていました。

従って、社会に出て夢持ってバリバリ働きたくても元気には働けない、元気にバリバリ働こうとしても、その後必ず重い反動がある。そういう状態から社会人生活を始めざるを得えなかったため、新卒後に勤めた最初の会社ではあまり自分の持てる力をほぼ発揮できることなく退職してしまいました。

しかし、その後年輪を重ね、自分の扱い方(トリセツ)も少しずつ把握してきて厳しい状況でも乗り切れるコツを身に着けながら、ある程度、自己研鑽に費やすゆとりというものも出てきました。その結果、

武術の有段者にもなり
長年かけてプロジェクト目標を達成したり
取扱商品の全国ヒット化に成功したり
独学で外国語もビジネスレベルにしたり
フリーランサーとしても暮らせるようになったり


それまでは、その疲れやすさ故に、全く元気に働くことができなくなった己の半生を恨んだものですが、今ではそのような恨みはありません。

「うつ」になってしまうと、その後は無理の効かない身体になって、もうバリバリ働けなくなるかもしれませんが、それでも人生のアップデートは可能です。

むしろ、出来ることが限られてしまうために、自分の使い方・使い時というものを、健康なとき以上に考えるようになります。より自分を大事に出来るようになれるのかもしれません。

また、僕は恐らく同年代の他の男女よりも、身体そのものは健康です。麻痺することなく自分の心身で起こっていることに敏感でいられるので対処も早いし、健常な人以上に自分の健康を考える機会が多かったので、もしかしたらより健康でいられるのかもしれません。

 

「うつ」を経験して、そこから少しでも人生を良いものにしていこうとしてきた努力と恩恵は決して少なくありません。

 

私のこのブログでは、こうした経験を元にした、「うつ」経験者・現在進行形の方・予備軍のためのライフアードデザイン・キャリアデザイン、自己開発ノウハウ、気づき、やるべきこと、やるべきでないことなどを日々綴っていきたいと思います。

 

末永くよろしくお願いいたします。