ひらさんの「うつからのビジネス再起動!」

体質がとても敏感で繊細、日常的に体調の優れない人のライフワークデザインを考えます。

SNS時代の友だち付き合いとチャット

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SNSの普及で、以前よりも格段に人と繋がりやすくなり、以前ならまず知り合えるはずのなかった人とも友だちになりやすくなりました。

ただし、みなさん感じていることでしょうが、やはりその御縁の大半は"薄い"し"浅い"ですよね。

チャットなどをしていても、文字中心のやり取りで、相手の様子を窺い知ることなく会話をしています。どんな表情をしているのか、どんな雰囲気を出しているのか、笑っているのか、泣いているのか、不機嫌なのか、ご機嫌なのか、そんなことは全くわかりません。

しかし、コミュニケーションをチャットだけに頼っていると、文字だけしか見ていないので、些細なことをキッカケにちょっとした諍いになりやすい。

コミュニケーションにおける文字というのは単に「内容」でしかないのです。実際のコミュニケーションの現場では、言葉にならない部分の比重が大きいにもかかわらず。

この「文字」だけを頼りにしているコミュニケーションでは、相手がその内容をどう受け取るかがカギになるため、そもそもの性格がネガティブだったり、プライドがとても高かったり、自分に自信 のない被害妄想が強めの人が受け取り手の場合、諍いに発展しやすい。

従って、チャット上においては、あまり感情を露わにする表現は使わない方がいい。そして、喧嘩を売られても買わないのが健全です。

 


それに加えて、LINEやWhatsApp、Facebookメッセンジャーなどは「既読」かどうかもわかる。故に、「何で読んでくれているのに返事が無いのだろう?」と疑心暗鬼になりがち。鈍感な人ならともかく、繊細で傷つきやすい人にとっては気味が悪いだろう。

「私は何か気に障ることを言ったのだろうか?」と気になる。


こうした場合は、「相手には相手の事情があるのだ」と放置しておくに限る。

  • 忙しいのかもしれないし
  • とりあえず内容に目を通してみたものの、返事をするには都合が悪い状況にあるのかもしれないし 
  • 単に返事をするのが面倒くさいのかもしれないし
  • 返事をしようと思ってはいたけど忘れてしまっているのかもしれないし
  • 返事をするに値しないと思っているのかもしれない。
  • もしかしたら駆け引きされているのかもしれないし
  • もしくは、本当に関係に対して距離を置こうとしているのかもしれない。

いずれにせよ、相手には何かしら既読後も返事を出せない、もしくは出さない事情が何かしらあるのだ。そして、その事情は「仕事が忙しかった」という理由以外に本人から語られることは基本的に無いはずです。だから、相手の心理をいくら想像してみても、真相は決して知り得ないでしょう。


もしどうしても気になるのなら、メールに返信が無いのを催促
するのと同様に、実際に「返事が無いけどちゃんと見たのかどうか」を確認してみればいい。自分から何の確認も取らずに勝手に疑心暗鬼に陥るのは、どうかと思う。

 

 


そして、些細なことをキッカケに仲違いしてしまっているときも厄介です。

メッセンジャーツールはリアルタイム進行ではないし、顔を合わせることもないから、コミュニケーションを取りたく無いと思ったら逃げることが出来る。

相手が嫌いで会話したくないと思えば、相手からの問いかけに対して返事しなければ良いだけ。

しかし、一旦関係がこじれてしまった相手との関係修復に必要なのはやはり、"イヤでも接する機会があること"です。だから、学校の友だちや勤務先の同僚などは、どちらかでも関係回復を試みようという意思がありさえすれば、その機会はいくらでも作れます。

にもかかわらず、ネット以外で強制的に場を共有することが無い人との関係がこじれてしまった場合、関係修復の機会はほぼ無いはず。イヤでも接しざるを得ない場が無ければ、どちらか、または互いに逃げ続けることが出来てしまうために、関係の修復が不可能となってしまいます。

ですから、こうした非常に脆い関係性において重要なのは

「去る者は追わない」を徹底すること

もし自分が悪いと思う部分があるのであれば、素直に謝ればいい。でも相手を求めて必要以上に謝る必要も、自分を卑下する必要もない。

こちらが素直に謝った後、歩み寄って仲直りするのかしないのかは、もう相手が判断すること。謝った後にこちら側の取るべき責任はもう無い。

それでも修復出来ないのであれば、もう仕方ないと手放すしかないでしょう。


ただし、「去る者は追わない」とドライに徹しましょうと言っているわけではなく、「相手に再び振り向かせることは期待せず、自分がどうありたいか、どうしたいか、だけにこだわりましょう」という話です。


相手がどれだけ素っ気なかろうと、相手との関係性を改善したいと自分が思えば、そのためのアクションを取ればいいし、そこまでの必要は無いと思えば、それっきりにすればいい。

ここで注意したいのは、相手が自分の期待に応えてくれないからといって、相手を批判しないようにしたいですね。あくまで自分の想いだけにこだわっていているべき。

そうでないと、この時代のコミュニケーションは、優しい人・ 律儀な人であればあるほど、ツラいものにしかなっていかないでしょう。


そうは言っても、寂しいものは寂しいですけどね。こうしたとき、自分の場合は寂しいと思いながら歌うたっています。


これまで述べてきた対処は、言うのは簡単だけど、実際にこのように出来るようになるには、それなりに訓練は必要です。たくさん体験を重ねていった上でようやく身につき始めることかもしれません。むしろアッサリ出来てしまうようだと怖いですね。

 

<この記事を書いた人>

平林孝之 メンタルコーチ 大卒後、12年間音楽コンテンツ業界を経験した後、”ブレイブボード”を全国ヒット商品にしたスタッフの一人となる。北京に来てからは欧州系IT企業にてプロジェクト管理、ビジネスコンサルの営業職を経て創業。自身の過去の波乱な体験や、自身の国際結婚などの難しさからコミュニケーション・心理学を学び始め、プロコーチに。また、全て実務経験を伴った”MBA”状態のためビジネスコーチングが得意。合氣道などで学んだ身体からのアプローチによるリーダーシップ開発も行なっている。独学ながら中国語ビジネスレベル。中国日本商会・北京日本倶楽部・政府機関等での講演実績。米国NLP協会認定コーチ・トラストコーチング認定プロフェッショナルコーチ・心身統一合氣道初段

 

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